Monthly Archives: 12月 2015

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25 12, 2015

Merry Christmas & a Happy New Year!

今晩は。 今日はクリスマス 昨年同様、イスタンブールにいます。 でも、今回はヒプノセラピーのワークショップと個人セッションをさせていただいております。 そして今回の滞在はカドキョイでアパートメントを借りています。 昨日まで青空が広がっていて ロンドンで曇り空や雨の天気ばかりで青空に飢えていた私には嬉しい限り。。。。と。。。今日は曇っていたけどね。。。 ロンドンより寒いけど ロンドンのように風が強くないのでそんなに寒く感じません。                 結構快適。         庭には薔薇の花が。。。。 観光する時間は無いけれど 色々な方とお話ができるのは 本当に楽しい。 充実した時間を過ごしています。 皆様のクリスマスはいかがでしたか? 素敵なクリスマスと新年をお迎えください。 Merry Christmas & a Happy New Year!    

19 12, 2015

ヒプノセラピー(催眠療法)の歴史 

今晩は。今日のロンドンは朝は気持ちの良い天気ですがすがしかったのですが昼間から曇りました。 残念。。。。太陽が出るとやはり元気が出ますから。 今年のロンドンの冬は雨や曇りの日が多く 本当に太陽が恋しいです。 が、気温自体は暖かく 今年のイギリスでのクリスマスは暖かいクリスマスとなるようです。   さて、昨日はヒプノセラピー(催眠療法)とはどんなものなのか、の説明を再度載せました。 そしてワークショップを始めた理由についても。。。。   ヒプノセラピー(催眠療法)は最新の心理療法といわれていますが、実は歴史的に実はかなり古く、古代から治療や宗教的な儀式などで使われてきました。 そんなに古い歴史から現代の前世療法や未来世療法の方法が生み出された経緯まで簡単にまとめたものを 今日はヒプノセラピー(催眠療法)の歴史と題して再度載せようと思います。           ヒプノセラピーの歴史 催眠は英語でヒプノーシス(hypnosis)といいます。 これはギリシャ語で「眠り」という意味を持つ語から、イギリス人のDr. James Bride (ジェームス ブレイド氏)により19世紀に創られた言葉です。 催眠療法の歴史は古く、約三千年前から治療や宗教的な儀式に用いられたと伝えられており、紀元前1550年頃に書かれたとされるエジプトの医学文献、エベルス パピルス(紀元前3400年頃に遡る以前の文章を書き写した写本の可能性あり)に最古の記録があるとされています。 この催眠療法はオリジナルは古代インドといわれ、同じように古代エジプトや古代ギリシャでも それぞれの場所にあった「眠りの寺院」で僧侶が信者を眠りに誘導し病気を治療する暗示を行っていたようです。そのときに僧侶が用いた手順は現在私たちが催眠誘導として使っているものと良く似ています。その百年後にはローマに伝わり、ローマ帝国内で継承されていったようです。 何時の時代も 祈祷師、シャーマン、薬剤師たちが存在していました。神との交信を目的として行った瞑想はトランスという催眠状態を活用しており、修行僧が催眠による痛みをコントロールすることに利用するなど催眠は精神世界と結びつく形で利用されてきました。   近代催眠療法の歴史としては18世紀末ウィーンの開業医メスメルが スイスの医師兼神秘思想家パラケススの思想、「大宇宙と小宇宙」を発展させた形の「動物時期説」を考案し治療を行ったのが始まりとされています。 これは生物には+とーの磁気があり、この2つの間を流れる液体が滞ることで病気が発生するので その磁力を人為的に変化させることで健康を回復することが出来るというものです。メスメルが患者に触ると患者は痙攣を起こし、周囲の人間にもそれが伝わって失神を起こし目が覚めると病気が治っていたといわれています。しかし実際には彼にカリスマ性があり施術的には暗示によるものだと考えられています。 19世紀中期、ヒプノーシスの名付け親でもあるイギリスの医師、ブレイドは1843年に神経生理学から説明を試み「神経催眠学」を書き、催眠は言語暗示によって引き起こされる、つまり催眠中の意識状態は眠りとは全く違ったもので 催眠中に起こっているすべてのことに気が付いており、決して自己コントロールを失うことは無いことを研究から導き出しました。 ブレイドの個人的な友人でもあるエスデ-ルはインド、カルカッタにあった東インド会社に派遣された際に 催眠を外科手術に応用したことにより、死亡率が5%以下に低下しました。当時では学期的な功績で その後技術に磨きをかけて帰国し学会で発表しましたが、インドとイギリスの文化の違いにより残念ながら功績は認められませんでした。 19世紀後半にはいるとフランスのリュボーとベルネームらのナンシー学派とシャコーを中心としたサルペトリエール学派による催眠論争が起こります。1889年にパリで開かれた国際会議でナンシー学派の正しいことが証明され、催眠は心理的な現象とみなされるようになりました。 心理学者のフロイトが催眠に興味を持ち、研究を始めましたが それも長続きせず 心理分析を選択しました。それでもフロイトの自由連想テクニックは名前を変えた催眠と意見を持つ専門家は多いといわれています。 20世紀にはフランスの薬剤師エミール クーエが自己暗示の効用を発見し、毎日あらゆる意味で私は向上している、といった目覚めているときの暗示「自己暗示」が催眠のすべてである、と唱えました。その一例として「この痛みは消える、消える」といったように自己暗示による催眠を使った無痛状態のメカニズムも研究し、今まで誤解を受けやすかった催眠が心理療法の1つとして認められていきました。   その後、イギリス人ミルトン エリクソンの功績により催眠が社会的に受けいられました。彼は、催眠に不可欠なトランス(変性意識状態)は私たちの日常ですでに起こっていると説明し、催眠療法の可能性を一挙に拡げました。 彼の不思議な話術ともいえる治療は日常会話のような自然さで行うもので、会話の中身は暗示による物語で進められ、相手の真意を非言語的な反応から読み取り そして彼の質問によるコミュニケーションで真意に基ずいた解決に向けてクライアントを導いていくといった神業的なものでした。 エリクソンの登場により催眠療法は新たな可能性を開きました。 その後50年間は催眠の歴史にこれといった進歩はありませんが、第一次世界大戦中と第二次世界大戦後に催眠治療で多数の戦争神経症患者が短期間のうちに治療されたことから催眠の地位は向上し、世間に認められるようになりました。 日本でも有名になった精神科医ブライアン ワイス博士は20数年前に、キャサリンというクライアントとの退行催眠療法により出産以前に遡った記憶(前世記憶)を偶然に発見し、前世療法を生み出しました。出産以前の記憶、前世の記憶を思い出すことにより現在抱えている病気が治ったりと治療に役立つともされ、、多くのケースで施行されて現在に至っています。 叉、後にも何人かのクライアントとのセッションにより未来世療法も生み出しています。         いかがでしたか? [...]

18 12, 2015

ヒプノセラピー(催眠療法)って??催眠状態は?? 効果は??

もうすぐクリスマス。 そしてもうすぐトルコでワークショップを開くので その準備などしています(旅行の準備というべき?)。   毎度のことですが、先日私用であるところへ行ったときに前世療法に興味があるのだけれど。。という方と話していたところ セラピーを受けてみたいけど。。。実際どうなんだろう?という疑問を受けてお話しました。   このヒプノセラピー(催眠療法)、実は知っている人は知っているけれど(イギリスのキャサリン王妃もお産の痛みを軽減するのに使用した) まだまだあまり人に知られていないどころか、ヒプノ(催眠)という名前からこのセラピーについてかなり誤解をされています。 例えば、どんな誤解かというと 多くの人は催眠術にかかる、無意識のうちに何か言いたくないことまで話してしまうのでは無いか、前世療法って占い?それともリーディング?などなどその他沢山。。。。 実際は催眠といってもとても軽いもので、リラックスして右脳、潜在意識にアクセスするために軽い催眠状態、リラックスした状態にしていきます。だからセッションの途中でもトイレに行くこともできるし、周りでなにが起こっているのか自分が何を話しているのかはっきりとわかっています。(詳しくは説明を下記に書いていますので読んで下さいね) セラピー自体はセラピストとの会話で行われていきます。(セッションを受けている人が何を感じたり見たりしているのか) セラピーに入る前にコンサルテーションを行い、どんなテーマでどんなことを知りたいのかなどセラピストと話し合い、セラピストはそのテーマに沿っての質問など会話方式でしていき セラピーを受けている人が抱えている問題や気付き、自分のことをより理解するお手伝いをしていきます。   私がミニ体験ワークショップを始めたきっかけは こういった誤解を解いてヒプノセラピー(前世療法)のことをもっと知ってもらいたい、何か問題を抱えていたり悩んでいたりする状態からと思う気持ちから。 一人でも多くの人に知ってもらえて そして気軽にセラピーを受けて より自然体で自分らしく生きられるようにお手伝いしていきたいと思っています。         こちらのブログを始めたときに最初にヒプノセラピーについての説明や歴史を書いていますが、再びこちらへ。     では、まずは ヒプノセラピー(催眠療法)とは 最新の心理療法の1つで人間の催眠状態を利用したセラピーで、催眠誘導という手段を使い、心と体を深いリラックス状態に導き、普段閉じている潜在意識の扉を開け、潜在意識の中に注意を向けていく心理療法です。つまり通常はアクセスできない潜在意識の中にある膨大な記憶の中から必要な記憶にアクセスし、問題解決や自己成長につなげる心理療法なのです。 セラピストはあなたの潜在意識の中のどのような記憶があり、それがそのように作用しているのかをあなた自身が認識していくためのお手伝いをします。そしてさまざまな心理療法の手段で問題(悩み)の原因となっていることの改善を図り、解消したり軽減させたりしていきます。その結果、潜在意識からのメッセージによって多くの気付きと癒しを得て、新たな視点で現在のあなた自身を振り返り本来の力や自信を取り戻すことが出来ます。 また、本当にやりたいことや、本当に自分が進みたい道が何かを探り、それを顕在意識に納得させることで自分自身の力で問題(悩み)を手放したり、本来の道に足を踏み出したりすることが出来るようになります。     催眠状態とは  人間の意識は顕在意識と潜在意識に分かれているといわれています。 顕在意識とは私たちが通常自覚できる意識、目に見えたり現実的に認識でき感じ取ることの出来る意識のことです。潜在意識とは自覚できない意識、目に見えない内側にあるもので無意識でもあります。思わず…….してしまった、気がつくと……..していた、どういうわけか…….と感じたといったことは潜在意識化からくるものといえます。 催眠状態とはこの顕在意識と潜在意識の両方がリンクした状態になります。顕在意識は催眠状態に入ったからといって全く働かなくなるわけではありません。よって、催眠状態でも意識を失ってしまったり、やりたくないことをやらされたり、言いたくないことを言わされるのではないか、といった心配は全くありません。 例えば、トイレに行きたくなれば行くこともできますし、携帯電話が鳴ったときにスイッチを切ることも出来ますし、鼻をかんだり涙を拭いたりすることも出来ます。また、セラピーの中でセラピストの声もはっきり聞こえますし疑問や気になることがあれば質問することも出来ます。 催眠状態のことを心理学ではトランス状態と呼びますが、これは何かに没頭したり集中したりして周囲のことが気にならなくなるような状態のことで、誰でも日常で経験していることです。この状態は心理的にここの野緊張がほぐれ不必要な抵抗がなくなり、普段よりも自分の内面に意識を集中することが出来ます。そして潜在意識の奥底に押し込めていた記憶や感情を思い出しやすくなります。 また、肯定的な暗示を受け入れやすい状態にもなります。ですから、セラピストの適切な催眠誘導により、潜在意識の中から 今現在のあなたに最も必要で有効な記憶が思い出され、浮かび上がってくるのです。また、リラクゼーション効果もありますので交感神経と副交感神経のバランスが整い、自律神経系の調整機能や自己免疫機能を正常化する作用があるといわれています。     催眠療法(ヒプノセラピー)の効果は  トラウマ解消、ネガティブな思考や習慣の改善、人間関係の悩みの改善、モチベーションの向上、自信回復、ストレスや身体の痛みの軽減、集中力向上、ダイエット、自己探求と自己成長、新しい発想、コミュニケーション能力、イメージトレーニングなど。     セッションでのよくある質問 ヒプノは催眠術? テレビや催眠ショーとしての催眠術とは別物です。あやつられるものでなく、自分で入っていくものです。     セッション中に意識はあるのですか?  セッション中は、睡眠ではなく催眠でリラックスした状態なので意識もはっきりしています。   セッション中のことは覚えていますか? 自分が話していることやしていること、セッションが終わった後の会話の内容もすべて自分で覚えています。   催眠にかからない人はいますか?  かかりにくい人はいます。催眠状態に入るのには個人差があります。左脳が働いていると入りずらいので、リラックスしてセッションを楽しむ気持ちを持ってください。入らないからと言って、頑張ったり、考えたり、分析したりしないでください。   セッション中、映画のように映像があらわれるのでしょうか?  鮮明に見えたり、ぼんやり部分部分が見えたり、または見えずに音や気配やイメージが感じられたりと様々です。         [...]

12 12, 2015

インナーチャイルドミニ体験セッション

12月間でワークショップを開く予定にしていましたが、なんだかワークショップも少しマンネリになってきて変化が欲しいなあ、と思い始め、そんなときに右ひざを痛めたり King's Roseのクリスマスマーケット出品のお誘いを受けたりと忙しくなってきたので 11月中旬のグラウンディングのワークショップでちょっとお休みをいただくことにしていました。   そんな中、12月の始め頃 キャンセルさせていただいたワークショップの中の1つのテーマであるインナーチャイルドのミニ体験をもし可能ならしてもらいたい、という要望を受けました。 丁度King's Roseのクリスマスマーケット用の商品、ブルガリアからとっくに来ていても良いはずなのにデリバリーがなぜか遅れに遅れ マーケットのことができず。。。。という状態であったので個人セッションのようなインナーチャイルドミニ体験セッションをしました。     では、インナーチャイルドって? インナーチャイルドとは、潜在意識に存在する感情エネルギーです。潜在意識とも言えます。比ゆ的に子供とイメージするので「インナーチャイルド」や「内なる子供」とよばれています。 インナーチャイルドは、本来の自分であり本音の部分、素直で正直な自分の本当の気持ちです。このインナーチャイルドには良いも悪いもありません。 潜在意識にはこれまでの幼児期の体験や記憶、人生経験(見たこと聞いたこと話したことや感じたことなど)、さらに前世の記憶や体験のすべてが蓄積されています。潜在意識に周囲の出来事をそのまま良い悪いに関係なく刻み込んでいきます。体験からポジティブにもネガティブにも自分が受け止めたままを刻んでいきます。 人はこの潜在意識に植え込まれているものによって行動パターンや思考パターン、習慣、好みが形成されます。ですから、インナーチャイルドと意識はとても関連しているのです。         インナーチャイルドのセッションって 久しぶり。 個人セッションでも前世療法が続いていたので クライアントさんを誘導しながら 私も一緒にちょっと思い浮かべる感じでやってみました。 最初にワークショップを開いたとき以来なので その時の私のインナーチャイルドの状態と比べてみました。 前回の私のインナーチャイルドはいつものインナーチャイルドと少し違って影の姿で出てきて 恥ずかしそうにしていたり元気に私の手を引っ張ってぐるぐる回りながら上に飛び上がって浮かんでいたり。。。といった様子。 いつも元気なのですが、恥ずかしそうにすることもなければ影で出てきたことも初めて。 しかもインナーチャイルドが住んでいる家も草が生えて小さな花が咲いている空き地があって その空き地に隣接している家。。。 でも、その頃にはいつもふとその家と空き地が脳裏をよぎることが多かったなあ。。。 見たことがあるようなないような。。。トルコでもあるような昔の日本でもあるような。。。そんなイメージの場所。           今回は小高い丘の上にいて向こうに海が見える場所。 このあと、誘導であまり自分のインナーチャイルドのイメージは思い浮かべれず クライアントさんの状態に集中。 そして最後のほうのインナーチャイルドから一番必要なメッセージをもらうときに 私もインナーチャイルド。。。人の形をした銀色の光で出てきていたのだけれど そこから手がぬうっと出てきて石を差し出してきました。 その時にえ?石???とその石をじっと見つめ、あー。。。と何かしら納得。 その後また誘導で忙しくなっている私を石を持った手を出していたまま待っていてくれたけれど、痺れを切らしたのか私の胸の中にその石をぐうっといれて クライアントさんがインナーチャイルドと融合しているときに私たちも融合。。。。 そしてミニ体験セッションは終わりました。   ちゃんとクライアントさんもしっかりとメッセージを受け取り喜んでいただけて何より。 また、ミニ体験なり個人セッションなり 来ていただける予定。 有難うございます。 私も久しぶりにインナーチャイルドと対面することができました。 忙しくて右ひざを痛めていたし、実は凄く疲れ気味だったので そんなインナーチャイルドの状態なのかちょっと心配していたのでした。。。しかし元気に銀色に輝いていてよかった。   さて。。。対面したときに受け取った石。。。 あのときには え?と驚いたあとで あー、そうか、と思ったのですが さてな。。。。? 石の意味を見つけるというか思い出さねば。。。